坐骨神経痛は進行性がある
坐骨神経痛には人により若干の症状の違いがあるものの、その名の通り単純に言えば坐骨神経が刺激される神経痛です。この「神経痛」という響き故でしょうか、トップページにも書きましたが、多くの方が完治は無理と考え、諦めてしまっているようです。
ただ、放っておくと実は怖い症状なのです。坐骨神経を圧迫した状態のまま放置してしまうと、知覚障害(知覚鈍麻・感覚異常)に発展してしまうこともあります。そもそも、痛みや痺れのために歩くこともままならないなど、日常生活への影響も小さくありません。
つまり、坐骨神経痛は進行性のある症状なのです。お尻→太もも→膝の裏やふくらはぎ→足先というように、痺れの範囲がどんどん広がっていくケースもあります。
日頃の心掛け(マッサージやストレッチ、ちょっとした姿勢に気をつけるなど)で、症状の進行を遅らせたり、改善したりすることは不可能ではありませんが、坐骨神経痛に特化したトレーニングをしっかり行えば、早期に改善することが可能なのです。