環境によって症状が変わる
体を酷使するスポーツ選手が坐骨神経痛を患ってしまうケースはやはり多く、そのスポーツの種類も野球・サッカー・ゴルフ・陸上競技など、幅広いようです。
そして、体の中心である腰から足にかけての下半身に広く痛みが発生するため、その程度によってはほとんど動けなくなってしまったりと、スポーツ選手としては全くもって致命的、そしてスポーツ選手ならずとも日常生活に支障が出てしまうことも多いというのが、坐骨神経痛がやっかいな悩みとして広く世間で取り上げられる所以です。
そして、体調や健康状態などによって症状が変わることも多いのですが、天気や温度、湿度などによっても痛み度合いや痛い箇所が大きく変わってくると訴える人も少なくないようです。
特に、温度が低い(寒い)時や、湿気が高い時(降雨時など)に、症状が悪化すると訴える方がよく見受けられます。
そのメカニズムは明確には解明されていませんが、いずれにせよ、この環境による症状の変化が、坐骨神経痛をより一層やっかいなものとして印象付ける要因となっているようです。